スタートミスで凍死する

なるほどわからん

改めてよろしくお願いいたします。

よくよく考えてみると、こうやってブログを書いて投稿するのは、初めて携帯を手に入れ、インターネットで世の中と繋がれるようになってからの10年間で初めてかもしれない。

 

だもんで、何かのめぐりあわせでこの記事に出会った人は、文章のある種の拙さにめお読みをつむりつつお読みいただけると幸いです。

 

ということで、長い前置きはここまでにして、さっそくメインテーマに沿って書いていきたいと思う。

 

 

今年の春から、夏(8月)にかけて、とあるベンチャー企業で勤務した私が経験したこと、痛感したことを赤裸々に書いていきたいと思う。

※当たり前ですが、企業名、個人名、さらには業界に関しても非公表でいきます。でも、分かる人にはわかるかも。

※これが最も大事

→このブログの中に出てくる人々、企業の皆さまに私は感謝の気持ちこそあれど、恨みや不満などは全くない、ということを前提にお読みください。

 

今年三月(2017年3月)、満を持して大学を現役で卒業し、就職活動にて内定をゲットした、某EC事業を運営している、東京は中央区にあるベンチャー企業へと正社員として入社しました。

 

業界の特性上、早朝(入社当時は朝の6時業務開始)出勤はやむを得ない会社だったので、毎朝バリバリ働いておりました。

バリバリ働きはじめて2週間ほどが経過したある日、直の上司?先輩社員?より、朝4時から出勤して新たにもう一つ仕事を覚えてみないかと提案されました。

 

新卒として入社したばかりの私に、働きながらのセルフマネジメントなどという発想があるはずもなく、また早く仕事ができるようになって、結果を残したいというベンチャーに入社した際の勇み足的な発想なども合わさって、ほぼ一つ返事で承諾。

 

この時から私の体は、崩壊へと一歩ずつ足を踏み入れていったのでしょう。

 

 

入社当時の勤務状態

朝6時出社

自社配送センターにて現場作業に従事

午後12時から午後1時にかけて現場作業の終了

午後の業務

翌日入荷商品、仕入れ予定商品の自社ページへの掲載業務

商品在庫の日次棚卸など

おおよその業務終了時間

午後5時から6時

退勤

 

※当日の配送状況によっては、社員も追走、配送あり。しかし毎日ではない。

 

追走や配送が臨時で入った時でもある程度余裕をもってこなしていたわけです。

ええ、それはもうかなり余裕でした。

 

 

この状態に、すでに書いたように、新しい仕事を請け負ったとしても、出勤時間がせいぜい2時間ほど早くなるくらいで、自分的にはそこまでしんどさというか、辛さ、疲弊感などは感じていなかったのが正直なとこです。

というか、そう感じても、感じていないように自分をごまかし続けていたのでしょう。

 

 

(朝4時なんてどうやって出勤するの?wwwと思ったそこのあなた、自転車なら、いつ、どこへだっていけるんです。

かの有名な日本の国技の聖地から、移転だ、跡地をテーマパーク化だと騒がれている某有名市場までがおおよその移動距離です。

雨が降ったらどうするのかって?走ればいいんですよ、走れば。)

 

 

出勤時間が朝の4時になるくらいならまだよかった。ほんとに。

 

本番はここから。

 

朝4時出社

6時まで現場作業のための仕込み

(→新しく負った仕事のうちの1つ)

朝6時から7時

現場作業スタート。

なれないままに仕込みを担当するせいか、手違い等々が頻繁に発生。

直の上司のひたすら怒鳴られながらひたすら作業。

 

 

まあまあ、殴る蹴るが通用していた超昭和チックなサッカーチームで幼少期を過ごしたので、この辺までは想定の範囲内

 

問題はここから。

 

私の仕事の状況が少しずつ変化していったこの時期にちょうど重なるように、会社の状況も少し変わりまして、、、、

 

朝9時から10時

配送出発→夕方3時から6時の間に帰社

が日次タスクになっていったわけです。

(東京知らない。道ややこしい。運転免許取りたて。そもそも若干方向音痴。)

駐禁の取り締まり、車線変更禁止地帯での取り締まり等々を食らい、配送遅延してお客さんに店先で怒鳴られながらも、必死で配送を終え、夕方帰社。

 

そこからやっと自分の仕事の取り掛かれるという状況が当たり前になっていました。

 

 

・午後(おおよそ17時から20時or21時まで)の業務

翌日入荷商品、仕入れ予定商品の自社ページへの掲載業務

商品在庫の日次棚卸など

 加えて、さらに成果を出したいがために、特価商品、新商品などのキャンペーン打ちだしなど

 

 ↑

という感じで一日あたり計算すると、平均しておおよそ17時間~18時間ほど働くようになっていったわけです。

 

21時に仕事が終わったとして、帰宅するのが21時30分

晩御飯を食べる、風呂に入るという行為ですら辛く感じる疲労だったので、それらを何とかスムーズにこなしても23時は過ぎるという状態。

 

したがって床に就くのが23時から23時30分の間。

朝3時30には出社する必要があるので、起床は2時頃・・・

 

 

 

 

 

アウト!!!!!!!!!

 

 

したい仕事についたからといっても、いくら何でもこれはひどい。と、心から感じるようになったころには時すでに遅し。

 

 

 

 

声が出なくなっていました。

(正確には、話したいことは頭に浮かんでいるけれども、今まで自分がどうやって声を出していたかわからなくなっているという状態です)

 

 

 

焦って病院に行き、人生初の筆談にて診察してもらったところ、脳神経系に異常があるかもしれないから、大学病院の紹介状を書くのでそこで精密検査をしてもらってくださいとのことでした。

 

ということで、某有名医科歯科大学へ。

 

検査の結果・・・

 

 

 

脳神経系には異常はなく、身体的疲労と精神的な疲労、その他日常でのストレスが限界を超えたため、声が出なくなるという形として体にサインが出たのだろう、という診断結果に落ち着きました。

大学病院のお医者さんに、筆談にて当時の働き方を事細かく説明したところ、私がこうなってしまったのもある意味納得がいくとのことでした。

 

 

 

というわけで、自分の身の周りの人に伝え、おおよそ1か月の休職を経て退職。

その後身体の調子も徐々に良くなり、現在は至って健康に過ごしております。

 

 

ここまでただただ事実のみをひたすら、かなりダラダラ書いてきましたが、結局何が言いたいのかといいますと、

 

 

・どんなに自分がしたい仕事、楽しい仕事だとしても、身体に悪影響が出るような働き方はするべきではない

 

・かといって、ベンチャー企業に入れば、自分がメインでこなしている仕事以外にも、やらなければいけない仕事は、大量に降ってくるので、そういう状況を楽しめる人でないと、ベンチャーではやっていけない

(それでも1日当たり5時間から6時間の配送業務、しかも派遣のドライバーさんたちで賄っていた業務を楽しめるかと言われれば、少なくとも私には無理でした)

 

 

という、少し考えれば誰でもわかるごくごく当たり前のことです。

 

 

初めてブログで投稿するので、ダラダラかつ分かりにくい文章になってしまったにもかかわらず、重要な結論が短くなってしまい、どうもすみません(笑)

 

 

これを読んだ方が、この内容をどうとらえるかはその方の自由ですが、冒頭にも書いたように、

 

「このブログの中に出てくる人々、企業の皆さまに私は感謝の気持ちこそあれど、恨みや不満などは全くない、ということを前提にお読みください。」

 

 

改めてよろしくお願いいたします。

 

 

fin